2025年度 中国研修
5月13日から16日の日程で、毎年恒例の海外研修が実施されました。林社長をはじめ、総勢20名で中華人民共和国、杭州・上海を回る研修です。若手社員を中心に中国を訪問し、日本にはない技術や文化や考え方に触れ、刺激を受けました。
《1日目》
成田空港から杭州へ向けて出発!

最初に中国研修の際にいつも訪問させて頂いている杭州丘比有限公司様の工場にお伺いしました。 中国国内でマヨネーズやドレッシングを浸透させ、どのようにシェアを獲得していくのか、これまでの中国の変化を振り返りながら、今後の展望についてのお話をしてくださいました。


中国で人気の甘いマヨネーズをはじめ、日本にはないドレッシングやマヨネーズを試食させていただきました。食文化に合わせた商品を開発し、普及させるご苦労と凄さを感じることができました。杭州丘比有限公司の皆様、誠にありがとうございました。
夕方は河坊街という杭州の古い町並みを散策し、夕食は杭州料理をいただきました。


《2日目》
午前中は浙江日清食品有限公司様の工場にお伺いしました。
工場で実際にカップヌードルを作っている様子を見学させていただきました。カップヌードルを作るラインの自動化が進んでいて、工場内の省人化が進んでいる様子を見ることができました。私たちもラインの自動化、省人化を進めており、とても勉強になりました。


工場見学の後に中国で販売しているカップヌードルを試食させていただきました。
中国では合味道という名前で親しまれているそうです。日本の味とは少し違いますが、皆とても気に入っている様子でした。浙江日清食品有限公司の皆様、誠にありがとうございました。
午後は上海に移動し、「豫園」という有名な庭園と、中国で最も高い超高層ビルの「上海タワー」を観光しました。


豫園では400年前の貴族が住んでいた別荘が当時のまま残されているのを見ることができます。当時の貴族は湖の底にある天然の石を集めていたといいます。水に浸食され、穴がたくさん開いた天然の石は特に希少価値が高いとされています。当時のままの美しさに感動しました。


その後上海タワーを観光しました。632mからの景色は圧巻でした。都市開発が進んだ上海の様子を一望することができました。
夕食は上海のライトアップされた夜景を眺めながら、江南料理をいただきました。
JTB上海の駐在員の方もご一緒いただき、現地の情報交換をさせていただきました。



《3日目》
この日はコーディネーターの方に1日を計画していただき、上海のスーパー、農園、市場を見学しました。まず3軒のスーパーマーケットを見学しました。
1軒目 ALDI


街中にあるコンビニのようなこぢんまりとしたお店です。店内の商品の多くにALDIのシールが貼られていました。食の安全をアピールする狙いがあるとのこと!
2軒目 盒馬鮮生(フーマーシェンシェン)




生姜は500gで140円ほど、卵は30個で300円ほど。とても安い!
周りのお店より安く売るこだわりがあるそうで、お客さんが絶えないお店でした。

キャッシュレス化が進んでおり、現地の方がセルフレジでお会計をされていました。
3軒目 アピオ
日本のアピタが中国に進出し、その後現地法人に運営母体が移り、アピオという名前でお店を出されています。
日本ではおなじみの食材や調味料、お惣菜がたくさんありました。


アピオの方にお話を聞くことができました。
コロナの時期に従業員がお店に泊まり込みで営業し、多くの人に感謝された過去が今の人気につながっているそうです。私たちにも学ぶところが多くありました。
その後、上海市郊外の有機農園様を見学させていただきました。


ビニールハウスがたくさん並んでおり、すごい規模でしたが、これでも中国では小規模とのこと!有機野菜の栽培へのこだわりをお聞きすることができ、勉強になりました。
午後は野菜果物市場を見学しました。


規模がとても大きく、日本にはない野菜もたくさんあり、皆興味津々でした!
夕食は上海料理をいただきながらコーディネーターの方と交流させていただきました。
中国にはネガティブなイメージを抱きがちですが、ポジティブな視点を持ってチャンスを見つけ、失敗を恐れずに挑戦してほしいとのお言葉が印象に残っています。

夕食後、オールドジャズバンドを鑑賞しました。皆で音楽を楽しみながら、交流を深めました。

下の写真は上海の綺麗な夜景をバックに撮った写真です!

イメージとは違う中国を実際に目で見て、人や文化や技術の違いに刺激を受けた3泊4日でした。とても多くのことを学ぶことができました。